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Pick Up Interview vol.1
SUBWAYS リーダー kei.s


いよいよNewアルバム『SUBWAYS RADIO』がリリースされましたね。今回はどのような作品なのでしょうか。

【kei.s】 2006年に3枚目の『Drop-3』をリリースして、SUBWAYS結成から約4年間で制作してきた作品にひとつの区切りをつけることができました。ある意味、ひとつの目標を達成できたということかもしれません。その後、次の作品については、アルバム全体により強い自分たちのメッセージを込めたコンセプチュアルな作品を作りたいと思っていて、その中で浮かんだモチーフが"ラジオステーション"だったんです。



アルバムのコンセプトについて詳しくお聞かせください。

【kei.s】オレたちの世代にとっては、音楽を覚えるきっかけは何といってもラジオでした。SUBWAYSのメンバーが音楽に興味を持ち始め、楽器を始めた頃、ラジオから発信される、音楽、メッセージはいつも新鮮で、斬新で。ラジオから流れてくる聴いたこともないカッコいい音楽に、耳が釘付けになり。今のようにインターネットが普及していなかった時代、洋楽アーティストの最も重要な情報源でもありました。好きなパーソナリティの考え方に共感したり、反発したり、大きな影響を受けました。「サウンドストリート」、「ヤングジョッキー」、「オールナイトニッポン」・・・数多くのラジオ番組からね。リスナーにとって刺激的な音楽、メッセージを常に発信しているメディア、それが"SUBWAYS RADIO"。それがこのアルバムのコンセプトです。このアルバムの制作はここからスタートしました。



今回の収録曲多くは、今までと違うプロセスで曲作りをされたとのことですが。

【kei.s】 今回はアルバムのコンセプトをベースに、初めからバンドで曲を作り上げようということでスタートしました。完成した楽曲ではなく、何か“キッカケ“となるものをベースにメンバーで演奏しながら作り上げてゆく。歌メロのワンフレーズだったり、パーツ、コード進行、リズムパターンだったりね。もっと抽象的なイメージから始めたこともありましたね。その過程で見えてきたのは、SUBWAYSのメンバーは言葉では言い表せない“感覚“みたいなモノが非常に共通しているということです。同じ方向を目指した時の結束力、集中力はなかなかスゴいな、と。逆に、ハズす時は、全員で玉砕・・・・生存者ナシ・・・・ってことになりますが・・・・ そんなやり方で結構な曲数ができまして、実際にアルバムに収録できなかった曲もかなりあるんですよ。



何か面白いエピソードとかありますか。

【kei.s】7曲目の"new soul (part2) - we all live as one -"という曲名は、制作時の仮タイトルだったんだけど、何となく愛着がわいてきて、正式タイトルにしちゃいました。サブタイトルになっている"we all live as one"がu-shiが当初つけてきたタイトルなんですよ。それと、この曲、制作途中に何かシックリこなくて、思い切ってサビをまったく別のものに変えたんだよね。そういう意味で"part2"になってる。アイズレーやマービン・ゲイみたいでカッコいいんじゃないかと。



ベーシストして特にチカラを入れた点などありますか。

【kei.s】まぁ今回に限ったことではないのですが、いつも特に気を遣っていることが2つあって。「太く、芯のある、ベースらしい音を出すこと」と「常にバンドのGrooveをプッシュしていくこと」です。あまり難しいことはできないので。。。基本的にはコレだけに集中してます。そういう意味では、今回のレコーディングではそんな演奏ができてるんじゃないかと思っています



最後に、ファンの皆さんにメッセージをお願いします。

【kei.s】 『SUBWAYS RADIO』はSUBWAYSが心血を注いで作り上げた自信作です。本当に多くの人に聴いて欲しい思っています。よろしくお願いします。それと、今後はライブ活動も本格的に再開していく予定です。秋にはワンマンライブをやりますので、楽しみにしててください。




次回はヴォーカルのu-shiさんに、歌詞のお話なども含め色々お聞きする予定です。



Interviewed by 326



















drop2 インタビュー
『Drop-3』リリース時のインタビューはこちら


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